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zoom RSS Asarum nipponicum カンアオイ(寒葵)

<<   作成日時 : 2017/10/15 14:13   >>

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カンアオイ(寒葵)別名カントウカンアオイは横浜南部に生育する。


カントウカンアオイとタマノカンアオイ

 カンアオイの仲間は分布の拡大する速度が遅く、種の分化と地史の関係を考察する上で重要な種である。カンアオイの類は一万年に一キロメートルから三キロメートルと分布の広がりの速度が遅い。そのため、現在の分布を見ると、おおよその古い地形と地史を知ることができる。
 カントウカンアオイとタマノカンアオイはともに茎は短く葉は群がって生え、花弁はなく萼は鐘形で先は三つに裂け、カントウカンアオイは冬に、タマノカンアオイは春先に、それぞれ地面すれすれに地味な花を開く。
 カントウカンアオイは、横浜市では南部に分布が限られ、北の端は、帷子川流域を南に越えたところに位置する山王台(標高九一・九メートル)付近にあり、それより南部地域に広く分布し、三浦半島の丘陵につながっている。
 タマノカンアオイは多摩丘陵の南部の青葉・都筑区に分布、南限は鶴見川中流の川和町あたりでそれより南には分布しない。
 高尾山以北の丘陵地にはタマノカンアオイとカントウカンアオイが混生しているところもあるが、多摩丘陵を南下するにつれ、タマノカンアオイのみとなり、カントウカンアオイの分布はまったくみられなくなる。
 この二種のカンアオイ類が分布していない空白地帯は、約四〇万年以降から約一二・五万年前までに、何回かの海進(海面の上昇)で古相模湾と古東京湾とがつながり、多摩丘陵と三浦半島の間が海になっていて、カンアオイ類の生育ができなかった地域である。横浜市内のカントウカンアオイの分布境界線を「カントウカンアオイ線」と呼ぶ。

(横浜植物会『横浜の植物』より)




カンアオイ

カンアオイ(寒葵、学名:Asarum nipponicum、シノニム:Heterotropa nipponica、Asarum kooyanum var. nipponicum)は、ウマノスズクサ目ウマノスズクサ科カンアオイ属の植物である。研究者によってはHeterotropa属に含められるが、最新の植物誌(フロラ)ではAsarum属に分類される[1][2]。別名:カントウカンアオイ。 ギフチョウの幼虫の食草としても知られる。

目次
1 特徴
2 変種
3 脚注
4 参考文献
5 外部リンク

特徴
分布
日本固有種で、本州の関東地方から近畿地方、四国に分布する。
生育環境
山地や森林の林床に生育する。
形態
小型の多年草。茎は短く、地面を匍匐する。葉は互生、卵形〜卵状楕円形で、先端は尖り、基部は心脚、長さ6-10cm、幅4-7cm、濃緑色で白い斑紋がある。
花期は秋季(10-11月)で地面に接して咲く。花のように見えるのは花弁ではなく3枚の萼片である。萼片は基部で癒着し萼筒を形成する。萼筒は先がくびれず、直径2cm、長さ1cm程度で、暗紫色、内側に格子状の隆起線がある。萼筒の先端の萼裂片は三角形で萼筒よりも短く、濁った黄色。雄蕊は12本、雌蕊は6本。芳香がある。染色体数は2n=24。

花(萼筒)。3つの萼裂片が確認できる。

変種
var. nipponicum カンアオイ
基変種。関東地方から東海地方(千葉県、東京都、埼玉県、神奈川県、静岡県、三重県)に分布。形態は上記参照。
var. nankaiense ナンカイアオイ
紀伊半島(和歌山県)及び四国(徳島県、高知県)に分布。萼筒は先がくびれがある。佐竹・籾山(1982)では独立種にしている。
佐竹・籾山(1982)ではアツミカンアオイ(var. rigescens)及びスズカカンアオイ(var. brachypodion)をカンアオイの変種にしたが、Sugawara(2006)では、アツミカンアオイを独立種Asarum rigescensにスズカカンアオイをアツミカンアオイの変種A. rigescens var. brachypodionとしている

カンアオイ@Wikipedia より



2017年10月12日
横浜市南区六ツ川


関連

Children's Botanical Garden Plants 横浜市こども植物園の植物
http://hamabra3.at.webry.info/201710/article_6.html

カンアオイ@Wikipedia
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AB%E3%83%B3%E3%82%A2%E3%82%AA%E3%82%A4

Asarum tamaense タマノカンアオイ [寺家ふるさと村]
http://sankeien.at.webry.info/201709/article_46.html



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